妊娠中の坐骨神経痛を予防するには | 京橋駅にある個室の鍼灸院 美容・不妊鍼灸・肩こり腰痛・小児鍼・全身疲労を完全サポート｜雅 鍼灸院

腰からお尻、太ももの裏、ふくらはぎといった脚全体に痺れや痛みが生じる『坐骨神経痛』。

妊婦さんの多くが、この坐骨神経痛に悩まされているようです。

 

 

 

なぜ妊娠中は坐骨神経痛になりやすいのか？

妊婦さんの身体は、日に日に大きくなっていくお腹を支えるため、どうしても腰が反った状態になってしまいます。その影響から、腰椎や背骨の一番下にある仙骨にも負荷がかかり、やがて坐骨神経痛を招いてしまいます。出産間際にもなれば胎児はおよそ3～4kg近くまで育ちますから、それだけ重いお腹を支える腰の負担は相当なものです。また、ホルモン分泌による骨盤や恥骨の開きも関係していると考えられます。
妊娠初期からは、靭帯を緩めるリラキシン(ホルモン物質)が多量に分泌され、骨盤・腰椎・恥骨、筋肉が神経を圧迫するため、お尻から脚にかけて痛みや痺れが生じるのです。

 

 

坐骨神経痛のケア

だだでさえ体調の変化が激しい妊娠中、そのうえ坐骨神経痛にもなってしまうと、身体にかかる負担もさらに大きくなるものです。

そのまま放置していれば痛みもだんだん悪化しますし、分娩時にはいきむことができなくなって、医師の判断次第では帝王切開という選択肢にもなりかねません。生活の工夫と運動でしっかりとケアを行い、今度の大事な出産に備えておきましょう。

 

ポカポカ温活で血行促進

下半身を温めると痛みが緩和しますので、ゆっくり入浴したり足湯を使ったりして、日常生活から冷えない身体づくりに努めましょう。

 

身体に優しい寝方

仰向けで寝ると、腰が伸びすぎて神経を圧迫しかねません。股関節と膝を曲げて横向きに寝るよう日頃から意識してください。脚の間にクッションを挟むとより楽になります。

 

無理のない運動を

ウォーキングやジョギングより、水中運動をおすすめしています。水中では浮力が働いて膝や腰に負担がかからず、また水の抵抗が全身運動に繋がるというメリットを持っています。妊娠中に落ちがちな筋力や体力を維持するのにも、水中運動は絶好のエクササイズといえるでしょう。

 

ツボを刺激する

鍼灸やツボ押しもおすすめです。膝の裏にある『委中』、ふくらはぎにある『殷門』、お尻と脚の付け根の裏にある『承扶』は有名ですが、妊娠中は鍼灸院からのアドバイスを受けましょう。

 

 

大阪市内で鍼灸院をお探しでしたら、当院をご利用ください。母子ともに身体のストレスにならない方法を用いて、辛い坐骨神経痛へのアプローチを図っています。

プライバシー配慮のため鍼灸院内は完全個室で、女性ならではのデリケートな悩みも相談しやすい環境を整えました。坐骨神経痛に限らず、つわりや不妊、むくみや逆子に関するご相談にも力を入れています。