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みやび通信

女性に多い関節痛

女性に多い関節の二大トラブル

膝が痛くて階段の上り下りが辛い、屈むと股関節がズキンと痛む、重いものを持つと肘が痛む、手指の先が強張るなど、関節痛の症状は様々ですが、特に女性に多いのが『変形性関節症』と『腱鞘炎』です。

変形性関節症とは、関節の軟骨がすり減り、関節炎や変形を起こして痛みを伴い、症状としては関節周囲の疼痛、腫脹、引っ掛かり感、違和感などがあります。

一方の腱鞘炎とは、腱鞘と呼ばれる筋肉を滑らかに動かすためのトンネルと、筋肉の腱がこすれて炎症します。症状としては患部の痛みと腫れ、動かしづらさなどがあります。

双方とも初期の段階では、動作のし始めに軽いしびれや痛みを感じる程度ですが、進行すると強い痛みや運動障害などが起こり、やがて仕事や日常生活にも支障をきたすようになります。

 

 

 

なぜ女性の方が関節痛になりやすいのか?

女性には月経(生理)と閉経とがあり、身体の仕組みも男性とは異なります。元々女性の身体は関節が柔らかくできているため、ちょっとした動作で負担がかかった状態でも、関節にトラブルを引き起こす傾向があります。また、加齢に伴う基礎代謝の低下や筋肉量の少なさに加え、ホルモンバランスの変動と関連して身体の働きは大きく変化します。

妊娠・出産に伴う骨盤や下肢のゆがみもそうですが、若いうちならまだカバーできたものの、加齢とともに筋肉が衰えてくるとそれも困難になり、やがて骨自体の変形にまで影響を及ぼしかねません。そこに拍車をかけるように、40~50代を過ぎると待っている『更年期』があります。

めまい、のぼせ、発汗、冷え、むくみ、疲労感、倦怠感、不安感、不眠、イライラ、うつ状態など、誰もが経験するこの更年期は、ホルモンバランスの著しい減少が根本にあって、種類の異なる様々な異常を招いているのです。

関節を支える軟骨や筋肉の衰えも目立ち、関節痛や骨粗しょう症のリスクまで高まります。

 

 

 

日常的な冷えやむくみ、生理痛や便秘といった女性特有の裏側で、身体の中ではゆっくり着実に老化が進んでいます。しかし、私たちの身体は意識的にケアしてあげればきちんとそれに応えてくれます。

・肩・背中・・股・手足、各関節部に違和感を感じるようでしたら、鍼灸院をご利用ください。大阪府都島区に所在する当院は、関節に関与する筋肉やその周囲組織が強張っているところを、鍼灸院ならではの施術で柔らかくほぐしながらアプローチしていきます。都島区で関節痛のご相談は、完全予約制で完全個室の鍼灸院である当院へお気軽にお越しください。

2017.11.16

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